コンピューターグラフィックスについて

Tuesday, January 24, 2006
By keiji
コンピューターグラフィックスに興味を持ち始めたのは中学生のころ。友達が持っていたMZ-80(SHARP)で3次元関数の立体表示を見せてもらったときの感動が原点。
その後、高校でPC-98でパソコンをやり始めて自分でプログラムを始めると、当然グラフィックスは定番テーマなのではまった。当時は主としてアセンブラレベルで2Dのライブラリを作ることだった。
その後中野主一氏の天文グラフィックスに影響を受けて天体の表示CG, そして当時はやったレイトレーシングのプログラミングにもはまった。(今思い返すとレイトレのプログラムはあまりしなかったなー。天体計算のほうに没頭してた。)

大学のころは、PC-98上のMS-DOSで動く独自ウィンドウシステムを開発したり、さらにその上で動くインタプリタによる関数のグラフ表示に凝ってた。これは主にMathematicaを見た影響。当時MathematicaはMacでしか動かず、しかもMac、Mathematicaとも非常に高価だったので、自分も同じようなことがしたいという強烈な動機が全ての原動力だった。これはMICALというソフト名でNIFTYで発表した。

今も独自の3Dエンジンを開発して遊んでいる。OpenGLやDirectXはあえて使わない、フルスクラッチのライブラリである。なぜフルスクラッチなのかというと、それは、それが楽しいからだ。全てを自分で作るには全てを理解する必要がある。理解し、実装し、それが動いたときの感動が一番楽しいのである。

今後の目標は、時間があればグローバルイルミネーションレンダラを実装してポリゴンレンダラーと機能を一体化したい。グローバルイルミネーションレンダラについてはlucille 開発日記が非常に参考になる。

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